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  • 宮澤良平

眼鏡作製技能士 学科試験


本日はその学科試験について紹介します。

学科試験  2022年4月実地予定

問題数:全50問

制限時間:90分 

問題形式:1級は全問選択式 2級は50問中25問〇×式

合格基準:満点の70%で合格

範囲:7科目より出題

【1】視機能系 眼のメカニズムや構成要素、近視、遠視、乱視の仕組みや様々な種類の視力や度数の測定方法などが範囲


【2】光学系

反射や屈折等の光の特性や種類と、メガネレンズ、光、眼の関係に関する様々な知識などが範囲

【03】商品系 メガネフレームとメガネレンズ、ルーペ、望遠鏡などの種類、特徴、素材、作成方法、加工調製方法などが範囲


【04】眼鏡販売系 基本的な接客から、眼鏡作製に必要な要望や履歴、使用環境等の聞き方や接客に必要な様々なレンズやフレーム、眼の知識などが範囲


【05】加工作製系

メガネの加工作成、修理の専門知識に加え、各専用機器や工具の知識、様々なルールや注意点などが範囲

【06】フィッティング系 光学的、力学的、解剖学的、美観的なフィッティング(フレーム調整)とフレームの種類ごとの細かな実務方法等などが範囲


【07】企業倫理・コンプライアンス

メガネ販売に関する様々な法規と、眼科医との連携の必要性についてなどが範囲


眼鏡作製技能士の学科試験は認定眼鏡士の学科試験に比べ範囲は広がりましたが、問題数は大きく減少しました。

試験難易度的には国家資格であることを加味して難しくなると思います。



受験資格

基本的には眼鏡学校を卒業するか、実務経験が受験資格になっています。



参考書比較

購入した眼鏡作製技能士の参考書を読む限り、認定眼鏡士試験の対策で主に使用していた参考書(基礎教育テキスト)に比べると、ページ数は1.5倍以上になりました。

科目ごとに内容がまとまっているので、その点は学習しやすくなったと思います。

試験問題の例題集が現状ではないので、新しい範囲に関しては学習が難しくなった印象です。

また、範囲が増えただけでなく、同じ範囲の内容でも最新の知識が増え、覚えることが多くなりました。

個人的には参考書として店舗にある1980年代発行の古い本も複数使用して勉強していたので、新しい参考書は最新の情報を加味していることに加え、自身の知識が身についているからなのか、全体的に読みやすい印象です。



認定眼鏡士

認定眼鏡士は特例で、この試験とは別の新たに追加された範囲を中心とした内容の学科試験に合格することで、SS級は1級の学科試験、実技試験が免除、S級は2級の学科試験のみが免除になります。

学科試験は免除されますが、せっかく新しい参考書があるので全範囲の学習は続けていきます。


#眼鏡作製技能士

#認定眼鏡士

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